世界中のスポーツリーグにとって厳しい状況が続いている。
もし無観客であれば試合が出来るのならば、どうすればスタジアムの雰囲気を向上することが出来るだろうか?
とはいえ、FCソウルの真似をするクラブはなかなか出て来ないだろう。
韓国の一流サッカークラブが、スタンドにセックスドールを並べたとのファンからの指摘に対し謝罪した。
FCソウルはセックスドールではなく「プレミアム・マネキン」だと頑なだったが、製造元がアダルトグッズを扱う会社だったことは認めた。
さらに韓国ではポルノが禁止されているにも関わらず、並べられた人形の何体かはアダルトサイトの広告を掲げていた。
マネキンの製造元はBBCに対し、FCソウルには謝罪済みだと話した。しかしと同時に彼らも人形は「プレミアム・マネキンであった」と繰り返した。
FCソウルは、Kリーグの今シーズン初戦を日曜日に行なった。
試合は、コロナウイルス感染拡大を防ぐ為の手段の一つとして無観客で行われた。
そこで、試合前にダルコムという会社から空席を幾らか埋める方法が提案され、クラブ側もこれを了承した。
会場には30体のマネキンが用意された。その内28体が女性、2体が男性だった。
しかし、オンラインで試合を観戦していたファンがマネキンではなくセックスドールであることに気づき、しかもアダルトサイトの広告まで付いていることを指摘。クラブ側がインタグラムとフェイスブックで謝罪するに至った。
ダルコムによると、広告はダルコムが発注したアダルト玩具会社のもので、業者が試合前に写真だけ撮っておきたかったとのこと。
「試合開始までに全ての広告を外すはずだった」とダルコムの社長がBBCに語った。「しかし、広告の入ったヘアバンドや多くのロゴが付いたままま、一般の方々の目についてしまった」
FCソウルのLee Ji-hoonはBBCの取材に対し、ダルコムの身辺調査を怠った事、また彼らがアダルト業界と繋がっている会社だったとは知らなかったと語った。
Lee氏も人形たちが「とても本物っぽい」と感じていた事は認めたものの、まさかセックスドールだとは思いもよらなかったとしている。
5/18/2020
Translated by George Bodman
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